お正月には鏡餅を飾ります。鏡餅は大小の丸いお餅を重ねて、橙を載せます
鏡餅の由来は、神話に出てくる三種の神器のうち、八咫の鏡(やたのかがみ)を象ったものが「鏡餅」で、大小二つの餅を重ねるのは「円満に年を重ねる」「福を重ねる」という意味が込められていると言われています。
上に乗せる橙(だいだい)の果実は木から落ちにくく、木になったまま年を越すこともあるそうで、一つの木に何代もの果実が成ることから家の繁栄や長寿を願う縁起物とされています。橙にはビタミンCやEが多く含まれます。生食よりポン酢やジャム、皮を砂糖漬けなど、加工して食べることが多いようです。