銀杏といえばイチョウの雌の木の種子で、実はかなり強い匂いがします。取り出し方はいろいろ、幼少の頃、母が家で取り出していたことがありましたが、あまりの匂いに近づくこともしませんでした。ちゃっかり頂いてはいましたが…

調べてみたところ、皆さん様々な取り出し方の工夫をされているようです。いかにあの匂いを少なくできるか…素晴らしいです。

銀杏の歴史は、その祖先の起源を2億4500万年前まで遡ることができることから、森の生きた化石と呼ばれます。昔から強精剤と呼ばれているのも、火災にあって木が黒こげになったとしても春には再び新芽をつけることのできる強い生命力の持ち主ならでは。

咳を止める、痰を切るなどの薬効があり、漢方薬にも利用されています。気管支喘息などの呼吸器疾患のほか、頻尿など泌尿器系疾患にも効果があります。

カリウムを多く含むため、高血圧の予防に効果があり、他にもビタミンC、ビタミンAを多く含みます。

たくさん食べると中毒を起こすため、大人は1日10個、子供は5個程度にとどめておくことをおすすめします。