小寒とは「寒の入り」といわれ、これから更に寒さが厳しくなってきます。
小寒から節分までの三十日間のことを「寒の内」といい、その間に「大寒」という一年で一番寒さが厳しくなる頃を過ぎ、寒が明ければ立春です。
新しい一年が始まり、二十四節気のうち最初に目にするのが「小寒」ですが、旧暦では一年の始まりは立春からと考えられていて季節の節目の行事は立春が基点となっています。旧暦で数えると最後からふたつ目です。
寒い時期が旬の食べ物は、大根、白菜、ほうれん草、ブロッコリー、レンコンカブ、カリフラワーなど。体を温める作用があります。
柑橘類の多くに含まれるビタミンCは免疫力を高め、胃腸の働きを助ける効果があります。金柑は薬として伝来し、炎症を鎮め、咳や痰などを改善する風邪の妙薬として利用されてきました。