きゅうりはウリ科キュウリ属の野菜です。インド北部、ヒマラヤ山麓が原産で、日本では平安時代から栽培されるようになり、大正以降によく利用されるようになりました。
世界中で500種もの品種があり、現在の日本では果実全体が緑色で、生食用として見栄えがし、皮が薄くて歯切れの良い「白いぼ種」がほとんどを占めています。
体の熱と湿をとる作用により、喉の渇きを潤すので、発熱時に利用したい食材です。
水分の代謝を促進するので、むくみや排尿の異常、熱中症の予防にも効果的です。
きゅうりは95.5%が水分で、栄養豊富な食財とは言い切れませんが、高血圧予防に効果のあるカリウムや、ビタミンC、K、亜鉛、マグネシウムなども含まれています。