鍋物食材つながりで、今回は春菊です。メインの食材になることは少な目ではありますが、栄養的にはなかなかの実力派です。
春菊は室町時代に日本に伝わり、江戸時代には盛んに栽培されるようになった野菜です。春に黄色の花をつけるので、「春菊」と呼ばれるようになりました。「菊菜」とも呼ばれます。
β-カロテン、ビタミンE、ビタミンCやカルシウム、体内の水分バランスを整えてくれるカリウムも豊富に含まれています。特徴のある香りには胃腸の働きを活性化して食欲を増進させたり、痰を取り除いたり、リラックス効果もあったりします。
おひたし、胡麻和え、ナムル、揚げ物など鍋以外でもさまざまな調理法があるので、便秘、風邪、高血圧の予防や美肌、アンチエイジングなどの効果を実感してみてください。