こどもの日として祝日になったのが昭和23年。子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに、母に感謝する日」と定められました。
五節句の端午(たんご)とは5月最初の午(うま)の日のことで、こちらは奈良時代以降に5月5日が端午の節句として定着していったようです。
家の跡継ぎとして生まれた男の子が無事に成長していくことを祈り、一族の繁栄を願う大切な行事となっていきました。
柏餅やちまきを食べる事が多いですが、柏餅は主に関東地方で縁起物として、ちまきは関西地方で元々は供養のために食べられたものということです。
柏の葉も、ちまきに使われる葉にも殺菌作用があります。
殺菌作用は他にも刺身のわさびや生姜、弁当の梅干し、青じそ、酢などがあり、
冷蔵庫などが無かった頃の生活の知恵でもあります。
バランもユリ科のハランで抗菌作用があり、仕切や飾りに使われますが、今はほとんどがプラスチック製です。最近では表面に天然由来の抗菌成分を加工した商品も販売されています。