「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣の旬は2回あります、ジューシーな夏のイワガキ、クリーミーな冬のマガキです。魚介を生で食べることの少ない欧米でも古くから生食されています。

パッケージには生食用と加熱用の2つの表記がされていますが、これらは鮮度の違いではなく、食品衛生法の基準で定められている収穫された場所(海域)か、浄化処理がされているか、定められた温度で保存されているかどうかで変わります。

牡蠣は水中のプランクトンを食べて育ちますが、一緒に水中の細菌やウイルスを内臓に蓄積します。これらの微生物の中には食中毒を引き起こすものもあるためです。加熱用と表示されているものは生食を避け、しっかり加熱(中心温度90℃、90秒以上)をして食べましょう。

豊富な栄養についてはパート2で紹介していきたいと思います。