私どもの会社は滋賀県にあります。
滋賀県の特産物といえば…
近江牛、近江米…他にもセタシジミ、ホンモロコ、ゴリなど。土地名のついたものだともっとたくさんありました。
今回は滋賀県で生産、収穫しているものの中から日野菜と鮎河菜の情報をお伝えします。
日野菜とは…
室町時代に日野の領主が発見した野菜と言われています。漬物にしてみたところ、色、味ともに風雅なものであったため、時の天皇にも献上されたそうです。滋賀県発祥の野菜の中では最も有名です。そして日野菜漬けは滋賀県名物の漬物として高い知名度を誇ります。特徴でもある桜色は根の赤い部分と葉の赤みから綺麗に染まります。根には消化酵素のアミラーゼが、葉の部分にはβ-カロテンやビタミンCが豊富に含まれます。
鮎河菜(あいがな)とは…
甲賀市土山町鮎河集落だけで栽培されている伝統野菜で、平安時代から栽培されているそうです。おひたしや油炒め、天ぷらにしても美味しくいただけます。また地元では塩漬けにして食べられているそうです。収穫されるのは3月中旬から4月上旬で、露地栽培しか行われていないので限られた時期しか収穫できません。ビタミン、カリウムや鉄分、食物繊維が豊富であると紹介されています。