トマトの情報が多いので、パート2発動です。

前回の赤系品種には旨味成分が多く含まれることをお伝えしました。

グルタミン酸とは昆布の旨みと同じ成分で、日本人には馴染みのある味です。種子の周りのゼリー状の部分に多く含まれていて、この旨み成分を説明するのに西洋では「トマトの時期に下手な料理は無い」という諺があるほど、味が濃く、料理のベースにトマトペーストとして使われています。

トマトの赤い色はリコピンの色です。リコピンはトマトの細胞壁の内側にあるため、吸収力を高めるためには熱を加えたり、すりつぶす必要が出てきます。すりつぶすことで生で食べるよりも3〜4倍吸収率が上がります。

昼や夜よりも朝に食べた方が血中濃度を長時間キープできます。効率よく吸収するにはオリーブ油などと一緒にとると良いでしょう。